究極のダイエット
--陽だまり村雑貨店--
2ヶ月で30キロやせる
時は今、ダイエット時代。
女性達は皆そろってダイエットに励み、テレビの健康番組ではダイエットの話題で持ちきり。
あるところの調べでは、普段視聴率10パーセントに満たない某ローカル健康番組が、
ダイエットの特集を行った所、視聴率が一気に3倍に膨れ上がったとか。
しかし、いまここに、流行の先端を先駆けて(?)、今から4年も前に
究極のダイエットを目指した人物が居た!
その名も、店長ことU1である!
実は俺、今でこそ身長169cm、体重53kg、体脂肪率9.99%という、超スレンダー
な体形なのだが、今を去る事4年前、俺がまだ中学生だった時、
身長158cm、体重73kg、体脂肪率不明%という、かなりの肥満児だったのだ。
ちなみに、体脂肪率不明というのは測定不可能
というわけではなく、ただ、測った事が無かっただけの事である。念のため。
ちなみに、太りすぎの原因は、ストレスと、単なる食べすぎだと自分では思っているのだが。
しかし、これではいかん!と立ち上がるときが来た。
なんと、俺より身長が10cmも高い級友よりも、10kgも体重が重かったのだ。
それにショックを受けた俺は、ダイエットを始める事を、空のお星様に誓ったのだった。
それは、中学2年の初夏の事だった。
△「勝手にやってろ! 俺は帰る!」という人は、ここをクリック
こうして、ダイエットを決意した俺は、まず最初に
「健康的に短期間で、楽してしかも後腐れなくやせる」という事を考えた。
今から考えたら、かなり無茶な事だ。
しかし、当時の俺には、それは絶対に出来るような気がしたのだ。
そして俺は考えた。
まず誰でも一番先に思いつくのが、食事を抜くという事だろう。
当然、俺もそれを思いついた。
しかし、朝食を抜いても、午前中の活動エネルギーに肝臓の蓄えが使われるだけで、体脂肪が消費されない上に、肝臓を弱らせる原因になる
と聞いていたので、朝食は食べる事にした。
また、夕食は豪華な食事が出る事が多く、それを見逃すのはもったいない
という事で、食事は昼食だけを抜く事にした。
そのほかにも色々と自分なりに考えてみたのだが、結局、ダイエットは次のようにする事にした。
その1 昼食以外は抜かない。
その2 無理な運動はしない。
その3 体重は、夜、風呂に入る前にはかる。
その4 2ヶ月で30キロ痩せる。
う〜ん、無謀だ。
一日500gづつ痩せれば出来るだろうと思ったのだが……
無謀だった。
しかし、、それを実践して1日。
体重が120g減った。
あかん、こんなんじゃあ埒があかん。
こんなんじゃあ、30キロ痩せるのに、250日
も掛かってまう!
こんな事やってられっか!
そう考えた俺が思いついた第2手段。
それは、毎晩、夜寝る前に鏡に向かって「お前は痩せる」
と100回言ってから寝ることだった。
手っ取り早く言えば、自己催眠である。
その5 自己催眠。
そして、遂に、俺の本格的なダイエット戦争が始まった。
そして1週間後。
体重が1.8キロ痩せていた。
やったぁ! 一日平均257.14グラムづつ、痩せていた事になる。
まあ、初めはこんなものだろう。
しかし、自己催眠、凄い効き目だ。
そして2週間後。
体重が4.2キロ痩せていた。
一日平均600グラムづつ、痩せていた事になる。
なんか、上手く行き過ぎて怖いような気になってきた。
(っていうか、大体この話を聞いた人はこの辺りから嘘だと疑うようになる。でもこれは、全て実話)
そして3週間後。
体重が7.4キロ痩せていた。
一日平均1057.14グラムづつ、痩せていた事になる。
(しつこいようだが、実話)
ってちょっと待てい!
これでは、一日1キロ以上痩せている計算になんぞ!
大丈夫か?俺。
そんなわけで、2ヶ月かけて痩せるハズだった30キロ。体重43キロが、
なんと、5週間で達成してしまったのだ。
ちなみに、最後の日には体重は1日で1.7キロ痩せた。
自己暗示、効き過ぎ。
最後は、本気で、逆の意味で体重計に乗るのが怖くなるくらい怖かったぞ!
しかし、本当の恐怖はその後、生活スタイルをダイエット前に戻した時に起こったのだ。
当時U1は、ダイエットに関する正しい知識も何も無かったのだが……
そう。聡明な頭脳を持った貴方や、お昼のワイドショーをこよなく愛しておられる貴女なら、お分かりだろう。
いきなりリバウンドが起こったの……ではない。
なんと、ダイエットを止めても痩せるのが止まらなくなったのだ!
一日一日、一キロ一キロと減っていく体重。
初め73キロあった体重が、
7週間で38キロまで落ち込んだ。
服もみんなサイズが合わなくなって、買い換えた。
凄い出費だった。
結局、体重は俺がこのまま空気より軽くなって空に浮いてまうんちゃうかと思う
まで減りつづけ、ようやく、34.4キロで、止まった。
羨ましい?
とんでもない。俺、本気で死ぬかと思ったぞ。
結局、時間にして2ヶ月と、体重40キロ弱、それと自分の消え行く恐怖を代償に学んだ事は、
自己催眠って怖い!
という事だった。
では、最後まで読んでくれたあなたに一言。
ダイエットと事故催眠には気をつけよう!
危険度:☆☆☆☆☆☆☆
実用度:○○
試すのは、死ぬ覚悟のある人だけにしてください。
このダイエットを真似して、何が起ころうと、当方は一切責任を持ちません。
ここまで読んでこのダイエットを試そうと思った人へのU1からのメッセージ
△「先生、感動的なお話でした!」
△「……………」
店長:U1