吸血鬼に献血
--陽だまり村雑貨店--
献血をしてみる
唐突ながら、献血をしてみる事にした。
ま、きっかけは学校に献血車が来たと言う単純な物だったのだが。
で、献血GO!
まず、献血をする権利(?)があるかどうかチェックするために、アンケートを取る。
なんでも、これで余りにも不適応な場合、献血を辞退してもらう事になるとか。
住所、名前、氏名等を適当に書いていく。
問:あなたが献血を受けるのはエイズ検査のためですか?
それは違う。
世の中にはそういう人もいるのだろうが、そういう事はMyポリシーに反するので絶対にやりたくない。やはり、献血は献血をするために受けるべきだ!(意味不明な主張)
問題を進めていく。
問(女性の方のみ):過去数ヶ月間に不特定多数の男性と性的行為を行った事がありますか?
これは関係ないな、うん。
問(男性の方のみ):過去数ヶ月間に、不特定多数の女性と政敵行為を持った事のある男性と性的行為を行いましたか。
……嫌過ぎる質問だ。
実際にこういう事をした人がいたとして、正直に答えるのだろうか。
まあ、そんわけで数ポイントの精神的ダメージを受けた以外はすんなりと、アンケートは終了したかに思えた。
「200と400どっちですか?」
「へ?」
……聞いてみると、どうやら、献血は200ml採るのか400ml採るのか自分で選べるらしい。
さて、どうするU1?
@ 平穏に生きて200ml
A 海に叫んで400ml
B アイテム
よっしゃ、400でGO!
「400でお願いします(少し弱気)」
何か、200って書いたシールをぺたぺたと2枚貼られた。
うーん、200を2回とって400mlって事やろか。
シールを貼られた紙を持って、隣りの机で注射器を装備して待ち構えている看護婦さんの前に座る。
看護婦さんの前には、ガーゼやはさみの他に、絵の具のパレットのような物と、青と黄色の液体の入った小瓶。
そして、いかにも怪しげな青い液体の入ったメスシリンダーが置かれていた。
注射器で血を採られるのかと思ったら、何か、金魚のエアホースに針を無理やり付けたような擬似注射器で血を採られる。
採った血は、パレットの上に数滴落とされる。
その後、いかにも「余り物を捨てました」みたいな感じで、残った血液が、メスシリンダーの中に落とされた。
そして、パレットの血の上に黄色と青の液体が落とされる。
メスシリンダーに落とされた血は、やる気無さそーに沈んでいった。
後から分かった事だが、パレットと青と黄の小瓶は血液型検査のため、メスシリンダーは血液の濃度を知るためのものらしい。
血液が浮いてしまうと、比重が足りなくて献血できないとか何とか。
どうでもいいが、あの、パレットの横においてあった注射器は何やってん!
それは未だに謎である。
その後、献血車に乗って血圧を測った。
上が118で下が57。良いのか悪いのか分からん。
そして、歯医者の椅子よりは寝心地のいい、椅子かベッドか良く分からん物体の上で、これまた座ってるのか寝てるのか分からん姿勢をとらされ、数分待たされる。
看護婦さん、忙しそうに他の人の血を採っている。
やっと俺の番が回ってきた。
右手を心臓の高さの調節された台に乗せ、消毒を受ける。
どうでもいいが、この消毒用脱脂綿でごしごし擦られるのが、注射より痛く感じるのは俺だけだろうか。
そして、200と書いたチューブのついた針が登場した。
って、でかっ!
直径1mmほど無いか?それ。
刺された瞬間は少し痛いが、少し経つと痛みは引いた。
半透明のチューブの中を、俺の血液が吸いだされていく。
って、何か赤黒いぞ俺の血液!?
まあ、多分静脈だし、あんな色でOKなのだろう。と、自分を納得させる事に成功。
しかし、献血と言うからもっと血液とHPガンガン吸い出されてミイラでGO!ってな事を考えていたのだが、別に何の自己症状も感じ無かった。残念だ。
200血を採り終えると、何か良く分からん詰め合わせの粗品を手渡され、車から下ろされた。
……って、ちょっと待てィ!俺は確か400採ろうとしたはず……
何か間違えたんか? 不思議だ。
何気なく粗品を見てみると、内訳は、
やたらと甘いことで有名な某トマト(「血の色」に掛けたんか?)ジュース1本
今更渡されてもどうしようもない献血ガイドブック 2冊(何故か同じのが2冊!)
芯の入ってないホッチキス。
ノート
不名誉にも200mlという判を押された新品の献血者手帳。持っていたら何か良い事があるのだろうか。謎だ。
っていうか、うーん……何か、宇宙の神秘を感じさせられる組み合わせだ。
今回の感想。
おとなのせかいってむつかしい
「店長、どうしたんですか!? そんな憔悴した顔して!」
△「……後から効いて来た。」
△「お酒ですか?」
店長:U1